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代表メッセージ

リクルートメントエージェント業界の実態

コンサルタントと名乗ることが多いリクルートメントエージェント業界ですが、ごく一部のトップファームを除いて、リクルートメント業界への転身は敷居が低く設定されています。会計士やエンジニア経験者が行うITコンサルなどと違い、資格が無くても、誰もがコンサルタントと名乗ることができてしまいます。

HR業界は、募集ポジション数×登録者数の掛け算によって求められる数字の最大値を以ってビジネスを成長させてきました。リクルーターは、架電数や面談数、紹介発生数をKPIを追うことを課され、業界や業種に深い理解もないまま現場に駆り出されるという事態になっています。こうした過度な合理性の追求が、HR業界全体のに閉塞感をもたらし、業界そのものの評価を相対的に下げていると感じています。

ダイレクトソーシングの台頭で、真価が問われているリクルートエージェント業界

ビズリーチやLinkedInなどの台頭により、企業が直接候補者と知り合い、採用活動を行う「ダイレクトソーシング」が注目されています。企業は、自分たちの言葉で自社をPRすることができ、候補者は就職後のイメージがしやすいなど、様々なメリットがあります。

エージェンシーに紹介料を払わなくていいので、コストを大きくカットできるという点もメリットです。 HR業界全体の流れとして、企業ブランドや年収が目玉となる従来の採用方法ではなく、企業文化ややりがい、仕事への想いといった点が重要視されるようになってきています。

さらに昨今より注目され始めたHRテック(HR領域に於ける人工知能やBigDataソリューション)の台頭により企業の採用活動は今後ますます効率化していくことが予想されます。こうした状況の中、合理性を追い求めてきたリクルートメント業界は、その真価が問われ始めています。

Pole&Lineが目指したいこと

企業と候補者を直接採用しやすい世の中になってきている今日、リクルートメントエージェンシーがこれから提供すべき価値は、より顧客志向であり、本質的でなくてはならないと考えます。そしてこれらの価値を届けるリクルーターは、「プロフェッショナル」でなければいけません。

リクルーターにとっての「プロフェッショナル」、「顧客志向」、「本質的」である、とは何か、この問いに対して、Pole&Lineは明確な考えをもち、それを実現していく会社でありたいと考えています。そして採用支援のあるべき姿を追い続けます。

Pole&Line 代表社員
斉藤正樹